様子見=何もしないが正解やと思ってた
WISC結果を聞いた後、先生にこう言われた。
「様子を見ましょう。」
コゼニーの解釈はこうだった。
あんまり騒がず、何も行動しないのが正解。
そう思っていた。だって「様子見」ってそういうことやんか。
1年間、何もしなかった
その解釈のまま、1年間過ごした。
年に1度、診療所に行く。特に何も言われない。特に何も変わらない。
娘の日常は相変わらずだった。
服のこだわりは続く。忘れ物は続く。鏡文字も続く。授業中の虚無も続く。
でも社会生活は一応送れている。
「まぁこんなもんか」
そう思っていた。
「グレー」の意味、わかってなかった
今ならわかる。
当時のコゼニーが理解できていなかったのはここだ。
グレーゾーン=今すでに困っていることがある、ということ。
「グレー」という言葉のニュアンスから、「白でも黒でもない、どっちつかずの状態」だと思っていた。
でも実際は違う。
困りごとがあるから検査を受けた。困りごとが数値に出た。それがグレーということだ。
この結果を何も活かせなかった。
「あー、発達グレーってやつね!」
その程度の理解で終わっていた。
ガンならガンって告知するやん?
正直に言う。
先生が言葉を選びすぎていて、よくわからなかった。
ふわふわしていて、どうしたらいいのかわからなかった。
でもここで思うのだ。
ガンならガンって告知するやんか。
「ここのところに腫瘍があって、この腫瘍の顔がちょっと怪しいから検査したけど…」なんてゴニョゴニョ言わんやろ。
なんで発達はこんなに曖昧なんやろう。
保護者が取り乱すから?「うちの子は普通や!」ってなるから?
その辺の事情はわからない。でも結果として、コゼニーは迷走した。
曖昧な世界線に放り込まれた
明確に困っていないならグレーの箱に入れる。
その箱の中で何をすればいいのか、誰も教えてくれなかった。
様子見という名の「とりあえず保留」。
判断できないまま、方向性も決まらず、時間だけ過ぎていった。
この迷走が終わったのは、小6でもう一度WISCを受けた時だった。
結果は別人みたいに変わっていた。そしてコゼニーはようやく、WISCの「使い方」を知ることになる。
⚠️ 免責事項:この記事は一個人の体験談です。発達グレーゾーンへの対応は専門家によって異なります。気になる方はかかりつけ医や専門機関にご相談ください。
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