心療内科の予約を入れた日

発達グレー・個性と学び

目次

  1. 予約の電話をかけてみた
  2. 「お困りのことを教えてください」
  3. 2ヶ月待ちの衝撃
  4. 舐めていた、完全に

予約の電話をかけてみた

スクールカウンセラーから渡された相談先リスト。

その中にあった障害者支援センターの診療所に、電話をかけてみることにした。

仕事の合間にさくっと予約できるだろう、と思っていた。

甘かった。

電話をかけると、まず長い。予約を取る前に、状況を詳しく聞かれる。風邪や骨折とは違う。症状が数値で出るわけじゃない。だから丁寧に、時間をかけて確認される。

仕事の合間にかけたコゼニーは、時間が足りなくて一度切ることになった。

改めて時間を作って、かけ直した。


「お困りのことを教えてください」

電話口で聞かれた。

「どのようなことでお困りですか?」

困った。

スクールカウンセラーの先生に紹介していただいた旨を伝え、学校を行き渋っていること、お腹が痛くなったり泣いたりすることがあると話した。授業にあまり集中できていないことも、思い出しながら付け加えた。

でも正直なところ、今の段階でどこまで困っているのかが、自分でもよくわからなかった。

内科なら「熱が出ている」と言える。外科なら「ここが痛い」と言える。でも気持ちのことは、言語化が難しい。

学校行きたくないなあ、勉強好きじゃないなあ。

それを、予約の取れない診療所で話すことなのか?

と思いながらも、電話を続けた。


2ヶ月待ちの衝撃

予約が取れたのは、2ヶ月後だった。

「えっ、そんなに先ですか?」

思わず聞き返した。

しかもこちらの都合で日程を選べるわけでもない。提示された日に来られないなら、さらに先になる。

完全に舐めていた。

世の中にこれほど、子どもの困りごとを抱えた家庭があるということを、知らなかった。

2ヶ月後の枠を、しっかり死守した。


舐めていた、完全に

コゼニーは元来、行列が苦手だ。テーマパークで並ぶことも、人気店に待つことも、できれば避けたい性分だ。

でも今回は待った。

一縷の望みをかけて!みたいに切羽詰まっていたわけでは、正直なかった。

ただ、せっかく予約を取ったのだから。進められるがままに、とりあえず行ってみようと思っていた。

2ヶ月後、ようやく診療所との繋がりができた。


※この記事は一個人の体験談です。小児心療内科・発達外来は地域や施設によって予約状況が異なります。気になる方はまずかかりつけ医や学校に相談してみてください。


→ 次の記事:初診で娘が無言だった日(公開予定)

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