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予約の電話をかけてみた
スクールカウンセラーから渡された相談先リスト。
その中にあった障害者支援センターの診療所に、電話をかけてみることにした。
仕事の合間にさくっと予約できるだろう、と思っていた。
甘かった。
電話をかけると、まず長い。予約を取る前に、状況を詳しく聞かれる。風邪や骨折とは違う。症状が数値で出るわけじゃない。だから丁寧に、時間をかけて確認される。
仕事の合間にかけたコゼニーは、時間が足りなくて一度切ることになった。
改めて時間を作って、かけ直した。
「お困りのことを教えてください」
電話口で聞かれた。
「どのようなことでお困りですか?」
困った。
スクールカウンセラーの先生に紹介していただいた旨を伝え、学校を行き渋っていること、お腹が痛くなったり泣いたりすることがあると話した。授業にあまり集中できていないことも、思い出しながら付け加えた。
でも正直なところ、今の段階でどこまで困っているのかが、自分でもよくわからなかった。
内科なら「熱が出ている」と言える。外科なら「ここが痛い」と言える。でも気持ちのことは、言語化が難しい。
学校行きたくないなあ、勉強好きじゃないなあ。
それを、予約の取れない診療所で話すことなのか?
と思いながらも、電話を続けた。
2ヶ月待ちの衝撃
予約が取れたのは、2ヶ月後だった。
「えっ、そんなに先ですか?」
思わず聞き返した。
しかもこちらの都合で日程を選べるわけでもない。提示された日に来られないなら、さらに先になる。
完全に舐めていた。
世の中にこれほど、子どもの困りごとを抱えた家庭があるということを、知らなかった。
2ヶ月後の枠を、しっかり死守した。
舐めていた、完全に
コゼニーは元来、行列が苦手だ。テーマパークで並ぶことも、人気店に待つことも、できれば避けたい性分だ。
でも今回は待った。
一縷の望みをかけて!みたいに切羽詰まっていたわけでは、正直なかった。
ただ、せっかく予約を取ったのだから。進められるがままに、とりあえず行ってみようと思っていた。
2ヶ月後、ようやく診療所との繋がりができた。
※この記事は一個人の体験談です。小児心療内科・発達外来は地域や施設によって予約状況が異なります。気になる方はまずかかりつけ医や学校に相談してみてください。
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